テスラモーター(Tesla)の成立ち
2021/04/16
電動自動車では知名度No.1のテスラモーターですがその成立ちは意外と知られていないと思います
イノベーターとして有名なイーロンマスクが起業した?
実際は300万ドル程度で株式を購入しCEOに就任しました
どこにも問題はありませんがその経緯はなかなか知られていないためここで簡単に説明したいと思います
テスラは2人のアメリカ人により2003年に起業したスタートアップ企業でした
現SF Motors Inc:Martin EberhardがMarc Tarpenningと共に起業し月面での競争でも話題になったXprize財団主催のAutomotive X Prizeに出場したことがはじまりです
当時は電気自動車の実用目途は立っておらず大学での研究している程度で、実用に耐えられる電気自動車なんて無理という意見が一般的でした
順調にX prizeの選考で順調にステージを上がっていったテスラですが、最終ステージ直前で辞退したのです
その後は皆さんの知るようにイーロンマスク氏によって世界的企業へと変貌を遂げる事となりました
その間に何が起こったのか?
実はイーロンマスク氏はX prizeの理事で、Automotive X Prize全参加チームの内部情報を全て閲覧する事が可能なため、参加チームの中から有望なアイデアを自社に取り入れたり投資先として選定する事がXprizeの裏の目的だった訳です
公平でないと感じますが非常にアメリカ的であるとも言えるでしょう
ちなみにテスラ初期モデルのロードスターは買収時には生産前まで来ていたそうです
その後のテスラモーターの躍進ぶりは見ての通りとなります