リチウムイオン電池の劣化度、寿命予測とは:劣化編
リチウムイオン電池に発火の危険性がある事は周知の事実ですが、リチウムのデンドライト生成によって短絡(ショート)が原因です
また最近はありませんが、電池製造中に異種金属が混入、容器の錆による短絡(ショート)もあります
これは外部から検知する事が難しいため分解して調べる以外に有効な方法はありません
その他の劣化原因として電解液内に含まれる水分と電解質、溶媒等との反応による副反応でガスが発生
充放電の繰り返しによる電極の劣化、粒子の割れや歪みによる構造劣化
正極材の溶解と負極でのリチウムデンドライト析出により短絡(ショート)が劣化の進み方となります
内部抵抗増加の原因として集電体の腐食、電極の劣化、バインダー劣化、セパレータの詰まりなどがあります