リチウムイオン電池は小型、軽量、高電圧、メモリー効果なしという特徴があります

電池は18650が一般的で体積、重量エネルギー密度という単位で比較されます体積エネルギー密度とはWh/m3またはWh/Lという単位で表されます。

単位体積あたりの電池容量を示していてエネルギー密度の単位はWhで表されます。
これは一定の電力で何時間もつかということを表しており電力は電圧×電流ですが、電池の場合は電圧は残容量によって変化するため電池の定格には定格電圧という項目を確認する必要があります。

これは1C電流で放電したとき、全エネルギーに対する電圧を表していて、1C放電のときの平均電圧と電流容量値を掛け算すればリチウムイオン電池の全エネルギーが得られます。

例としてある電池の公称電圧が3.6V、公称容量が3400mAhとなっていれば、その電池のエネルギーは3.6×3.4=12.24Whと導き出されます。

18650のリチウムイオン電池はエネルギーに対して小さく軽い二次電池となります。
リチウム一次電池に対しては負けますが、リチウム一次電池は充電ができません。

電池の電圧は乾電池、Ni-Cd、Ni-MHに対してほぼ3倍となり 半導体の標準電圧5Vに対しては2直、3.3Vに対しては1直で対応できます。

ノートパソコンにリチウムイオンとニッケル水素電池がともに使われていた時代にはリチウムイオン電池は18650が2000mAh以下の容量であったの対してニッケル水素電池は同サイズで5000mAhであったため同じ容量が確保できました。

しかし重量で、リチウムイオンでは1/2の重量になります。
価格の差異と重量の差+メモリー効果の有無のどちらを選択していましたが現在ではリチウムイオン電池に軍配が上がります。

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